職種を問わず転職者は年々増加しています。総務省が行った「労働力調査（詳細集計）平成31年（2019年）1～3月期平均（速報）」によると、2018年の転職者は329万人との結果が出ています。特にIT業界においては恒常的に人手不足が続いており多くの求人があります。そこでこの記事ではおすすめのIT向け転職サイトを徹底比較しています。転職サイト選びに迷っている方はぜひ目を通すようにしてください。

IT向け転職サイトの特徴とは？
IT向け転職サイトにはいくつかの特徴があります。すなわち転職体験談の掲載や求人数が充実していること。スキルや実績で実績が指定できることやターゲットが明確であること。非公開求人が充実しており業界出身のアドバイザーがいることなどです。順を追ってチェックしていきます。

転職体験談の掲載
転職サイトでは転職者の体験談が掲載されているのが普通です。氏名や顔写真まで公開しているケースは少ないものの、年齢や性別、年収などは公開しているので転職の参考になります。

求人数の充実
IT業界では恒常的に人手不足が続いています。ですから求人数が充実しているのも特徴の1つと言えます。また企業にとっては掲載費を払って転職サイトに求人広告を出しているわけですから、質の良い転職者が集まるサイトでなければ困ることになります。求人数が充実しているサイトは企業からの評価も高いというわけです。

スキルなどで条件が指定できる
IT向け転職サイトでは自身のスキルや実績から細かく条件を指定することができます。これによって効率よく転職先を検索することが可能です。転職先の比較もできますから、とても重要な機能となります。

ターゲットが明確
この場合のターゲットとは例えばSEやメディアなどに絞って求人を展開していることを指します。ITといっても職種は幅広いので特定の職種に限定した方が求人側と求職者のマッチングが容易になります。

非公開求人が充実
一般的な求人情報誌や転職サイトに掲載されない求人情報の事を非公開求人といいます。これは同業他社に知られたくないケースや、人気が集中するのを避けたいケースなどで用いられます。ですから非公開求人が充実しているIT向け転職サイトは、企業とのパイプが太いのでそれだけ強みを持っていることになります。

業界出身のアドバイザーがいる
IT向け転職サイトには業界出身のアドバイザーが在籍しているのが普通です。これは条件に合わない求職者を企業に紹介するわけには行かないからです。逆に求職者にとっては自身のスキルや実績を正当に評価してもらえます。

おすすめのIT向け転職サイト
ここからはおすすめのIT向け転職サイトを3つご紹介します。それぞれ特徴や強みがあるので比較検討してください。もちろん複数のサイトを利用しても構いませんが、あまり手を広げてしまうと収拾がつかなくなります。そこは注意するようにしてください。

doda
「doda」は20代から30代が中心の総合転職サイトです。全体の求人数は100,000件を誇りIT業界の求人数も11,000件以上あります。Webクリエーターの求人数も3,000件以上あるので、IT向け転職サイトとしてもおすすめできます。IT業界が未経験の方でも500件以上の未経験者可の求人があるのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

Green
「Green」はITに特化した転職サイトです。IT業界の求人数は22,000件以上あり、Webディレクターなどの専門職でも5,000件近くの求人数があります。ただし基本的には即戦力を求めている企業ばかりですから、相応のスキルや実績が必要です。IT業界が未経験の方は、ほかのサイトを利用した方が無難です。

IT転職ナビ
「IT転職ナビ」もITに特化した転職サイトです。IT業界の求人数は50,000件近くあり未経験者可の求人数も7,000件あります。ですから他業種からIT業界を目指す方には特におすすめのサイトです。ただし総合職やエンジニアの募集がメインとなっており、Webクリエーターの方は利用しにくいサイトかもしれません。