CAGEとは?

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事業を海外に展開しようとお考えの方は多いことでしょう。しかし日本式をそのまま持ち込んでも成功する可能性は低いといえます。そこで今回はグローバル展開に必須のCAGEフレームワークについて詳しく解説します。 CAGEフレームワークに沿って考えを進めることは、事業の成功のためには重要なことです。ビジネスパーソンにとっては必要な知識ですから、どうぞ最後まで目を通すようにしてください。

そもそもCAGEとは?
そもそもCAGEとはインド系アメリカ人の経済学者、パンカジ・ゲマワット教授により唱えられたフレームワークのことを指します。自国と他国の間には4つの相違点があるとしたもので、この考え方に沿って事業展開を図ることが重要であると説いています。
4つの相違点とは「Culture(文化)」「Administration(制度)」「Geography(地理)」「Economics(経済)」のこと。これらの頭文字を取ってCAGEとされました。順を追って解説しましょう。

Culture(文化)
自国と他国の間にはどのような「Culture(文化)」の差があるのかを考えます。具体的には次の項目が挙げられます。
・使用する言語
・他民族との接点の深さ
・信仰する宗教
・物事の価値観
・平等主義か否か
・気質の差
・守るべき規範
・ライフスタイル
・人生観

これらの他にも例えば韓国では赤い色が好まれるといった独特の価値観があります。なかには自国のことであっても、なぜそうなるのか当人もわからないといったケースもあるので注意が必要です。

Administration(制度)
自国と他国の間にはどのような「Administration(制度)」の差があるのかを考えます。具体的には次の項目が挙げられます。
・植民地関係があるのかどうか
・国際的な条約を締結しているかどうか
・地域貿易ブロック圏内かどうか
・共通の通貨はあるか
・政治的な対立はあるか
・ビザ取得に優遇措置はあるか

制度の差異は法的な違いや政治的な違いを考慮しなければなりません。国により置かれている状況は異なります。これには軍事的な状況も含まれますから、クーデター発生の危険性なども考えに入れる必要があります。

Geography(地理)
自国と他国の間にはどのような「Geography(地理)」の差があるのかを考えます。具体的には次の項目が挙げられます。
・物理的な距離
・時差
・気候差
・衛生状態の差
・面積の差
・物流コストの差
・地形の差

地理の差では自国と他国の物理的な距離から始まり、時差や気候の差、衛生状態の違いなどを考慮しなければなりません。また面積の大きな国では物流コストに差が出るでしょう。地形の差も考えなければなりません。ブラジルを例に取れば日本からの距離が遠く南半球にあるので気候は逆です。国の面積は広大なので物流コストもかかるでしょう。

Economics(経済)
自国と他国の間にはどのような「Economics(経済)」の差があるのかを考えます。具体的には次の項目が挙げられます。
・経済規模
・平均所得
・所得分布
・労働賃金
・生活水準
・物価
・インフラの整備状況
・成長率

経済的な差を考慮するにはその国の経済規模や平均所得、所得分布や平均的な労働賃金などを見る必要があります。そこから生活水準を押さえ、さまざまな物価を見なければなりません。上下水道や電力などのインフラがどれくらい整備されているのかも重要です。またその国の成長率を知っておいた方がいいでしょう。

CAGEを使って自国と他国の違いを調査するには?
CAGEを使って自国と他国の違いを調査するには、それぞれの項目を書き出して可視化し、類似点や相違点を把握することが必要になります。具体的には次のようなテンプレートを作成して項目を埋めていきましょう。

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可視化することで事業展開の方向性を確認し、優位性を生かした戦略を練ることができます。 

 

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