iPhoneの知られていない便利機能
初代から最新の機種に至るまで「直感的に使えること」をコンセプトにしているiPhone。ですから取扱説明書などは不要です。ところがそのために便利なのにあまり知られていない機能もあるんです。
そこでこの記事ではiPhoneのあまり知られていない便利機能についてご紹介しています。いずれも知ればすぐに使いたくなる機能ばかりです。ぜひ試してみてください。
文字を入力中にiPhoneを振ると!
検索やメールなどのテキストで、文字を入力中に打ち間違いをした際には、通常ならデリートキーやバックスペースキーで文字を削除します。でもiPhoneの場合は振るだけで文字を削除することができるんです。
それも大げさに振る必要はありません。例えて言うならお蕎麦に七味を振りかけるような感じで軽く振ればいいんです。パソコンで言う「Undo(1つ前に戻す)」をiPhoneは振ることで行えるわけです。覚えておいて損のない機能でしょう。
ディスプレイだけじゃない!背面タップでスクショを撮れる!
iOS 14で加えられた機能に背面タップがあります。これは読んで字のごとくiPhoneの背面をタップすることでショートカット操作を可能とするもの。設定は次の通りです。
①「設定」を開く
②「アクセシビリティ」をタップ
③「タッチ」をタップ
④「背面タップ」をタップ
⑤「ダブルタップ」または「トリプルタップ」を選択
⑥割り当てる機能を選択する
ショートカットが可能になる機能は数多くありますが、「スクリーンショット」を選択し、背面を2度もしくは3度タップすればスクショが撮れるというわけです。
またiPhoneは振ることで文字を削除することができますが、「シェイク」を選択すれば背面タップで文字を削除することができます。なかなか便利なのでぜひ試してみてください。
光ってお知らせLEDフラッシュ通知!
ガラケーやアンドロイドスマホには、LEDフラッシュ通知が標準装備されていますが、じつはiPhoneにも装備されていることをご存知ですか?意外と知られていませんが、設定を行えば何か通知が来たときには光って教えてくれます。
①「設定」を開く
②「一般」をタップ
③「アクセシビリティ」をタップ
④「オーディオ/ビジュアル」をタップ
⑤「LEDフラッシュ通知」をオンに(291字)
Caps Lockを使えば大文字入力が楽に!
Caps Lockはパソコンのキーボードでもお馴染みなので使ったことがある人も多いでしょう。iPhoneで英文を入力する際、Caps Lockを使うことができます。その方法はいたって簡単。
まずはiPhoneの英語キーボードを表示します。キーボードの右下「Z」の横に上矢印のCapsキーがあります。Caps Lockをするにはこのキーを2度素早くタップしてください。これでCaps Lockとなります。
アルファベットはすべて大文字となるので知っておくと便利な機能です。なお解除するにはCapsキーを再度タップをすればOKです。
アクセント記号の付いたアルファベットの入力方法!
ドイツ語やフランス語、スペイン語などではアルファベットにアクセント記号が付いています。iPhoneなら簡単に入力できることをご存知ですか?まずはアクセント記号が付いた3ヶ国の例文を見てみましょう。
■ドイツ語
・Danke schön(ありがとうございます)
■フランス語
・Comment ça va?(お元気ですか?)
■スペイン語
・Hasta mañana(また明日)
それぞれ「o」や「c」、「n」にアクセント記号が付いています。入力方法はとても簡単。まずはメモ帳などのテキストを表示させます。そして英語キーボードで入力したいアクセント記号付きのアルファベットを軽く長押しします。
すると変換候補が現れるのでそれを選べばOKです。ただし上記3ヶ国以外のアクセント記号には対応していないのでご注意ください。
Siriの声を女性から男性に!
話しかけると知的な女性の声で応じてくれるSiri。そんなSiriの声を男性に変えることができます。方法はとても簡単です。
①「設定」を開く
②「Siriと音声」をタップします
③「Siriの声」をタップします
④「性別」を男性にタップします
最初に変更するときには男性の音声のダウンロードが始まることもあります。ダウンロードはすぐに終わりますから、終わったらタップしてください。Siriを男性の音声に変えると、執事に用事を言いつけるような気分になります。
いかがでしょうか。今回はiPhoneの知られていない便利機能を5つご紹介しました。この5つ以外にもiPhoneには知られていない機能があります。機会があればまたご紹介しましょう。