スマホ利用料金比較(2021年春夏)

評価・比較
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2020年暮れに携帯各社は新たな料金プランを公表しました。2021年1月の時点では各社横並びの料金でしたが、その後実際にサービスが始まる3月までに値下げ競争が激化しました。そこでこの記事では各社の新プランについての比較とその内容をお伝えしています。 

各社の新プラン一覧
■NTTドコモ 
・プラン・ブランド名:ahamo(アハモ) 
・月額料金:2,700円(税別) 
・月額データ容量:20GB 
・国内音声通話:1回5分まで無料 月額1,000円で無制限 
・メールアドレス:なし 
・申し込み方法:オンライン(無料)、店頭受付(1回:3,300円) 
・その他:月額データ容量は海外82の国や地域で利用可能 

■KDDI 
・プラン・ブランド名:povo(ポヴォ) 
・月額料金:2,480円(税別) 
・月額データ容量:20GB 
・国内音声通話:月額500円で1回5分まで無料 月額1,500円で無制限 ※いずれも税別 
・メールアドレス:なし 
・申し込み方法:オンラインのみ 
・その他:月額200円で24時間データ使い放題 

■ソフトバンク 
・プラン・ブランド名:LINEMO(ラインモ) 
・月額料金:2,480円(税別) 
・月額データ容量:20GB 
・国内音声通話:22円(税込)/ 30秒 
・メールアドレス:なし 
・申し込み方法:オンラインのみ 
・その他:LINEでの通話やデータ通信は使い放題 

■楽天モバイル 
・プラン・ブランド名:Rakuten UN-LIMIT VI 
・月額料金:1カ月の通信量が0~1GBだと0円 / 1GB超~3GBで980円 / 3GB超~20GBで1,980円 / 20GB超で2,980円 ※いずれも税別 
・月額データ容量:楽天回線は無制限 パートナー回線は5GBまで 
・国内音声通話:Rakuten Link(専用アプリ)利用で無制限 
・メールアドレス:2021年夏頃提供予定 
・申し込み方法:オンライン、店舗 
・その他:海外でのデータ通信2GBを含む 楽天市場でポイント+1% 

各社の新プランの特徴について
各社の新プランを見ると特徴が現れているのは通話でしょう。NTTドコモの「ahamo」は1回5分まで無料としています。これに対してKDDIの「povo」は月額500円で1回5分までとしています。 ソフトバンクの「LINEMO」は22円 / 30秒というスタイルを取り、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は専用アプリの利用で無制限としています。若者を中心として「音声通話は利用しない」「LINEの通話機能で十分」という人が増えているので、そういった層にはKDDIの「povo」が向いているでしょう。 
その一方で「通話時間が5分では足りない」という人には、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」が魅力的に映るかもしれません。またメールアドレスについては現時点では各社とも非対応ですが、「Rakuten UN-LIMIT VI」が2021年夏頃を目処に提供する予定です。 

月額データ容量はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3社は20GBで同じです。動画や画像など大容量のデータを送受信する際には、できるだけWi-Fiを利用するよう注意すればこの容量でも十分でしょう。 ソフトバンクの「LINEMO」では、LINEでの通話やデータ通信は使い放題というメリットがあります。楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は、月額データ容量は楽天回線では無制限ですが、パートナー回線では5GBに限られてしまいます。 楽天回線は大都市圏では整備が進んでいますが、それ以外の地方ではまだまだ十分とは言えません。しかし通信量が1GBまでなら0円というのは魅力です。他社からの乗り換えについては、これから各社のサービスが始まることになるでしょう。 

また申し込み方法は、楽天モバイルのみが店舗対応を行って来ましたが、有償ながらNTTドコモも店舗対応を開始しました。KDDIとソフトバンクも店舗対応を始めるかもしれません。いよいよ本格的な値引き合戦が始まりそうな様相です。 

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